ご覧いただき、ありがとうございます。Lee Morganの”The Sidewinder”/STEREO/の完全オリジナル1stプレスです。インナースリーブは上に「1939-1964 25YEARS BLUE NOTE」(⑯)、表上端左にHorace Silver 1539(⑬)裏上端左にJimmy Smith1551(⑭)を白黒写真で配置。盤の両面レーベルにRと上部右回り「33 1/3 STEREO LONG PLAYING 」、その下周「BLUE NOTE RECORDS INC・NEW YORK USA」、Side1下に(BNST 84157-A) 、Side2下に(BNST 84157-B)を配しています(写真③④)。両面ともやや見づらいものの、DGで両面デッドワックスに「耳」(⑨⑩)、STEREO刻印(⑨⑩)、手彫マトリクス(⑦⑧)とVAN GELDER刻印(⑪⑫)が見て取れます。ジャケット裏下端に「For Complete Catalog Write to BLUE NOTE RECORDS INC.,43 West 61st St., New York 23」が印字されています。マトリクスは、BNST-84157 A/BNST-84157 B 。完オリ・マト1 となります。同マト1には特有ですが、ご多分に洩れず、コンディションは最高とは言いがたいです。なにぶん、発売当初から、踊るために製作され、じっくりと腕組みをしながら聴き入る類いのレコードではないからです。それでも、この盤はずいぶんとマシで、Gが多いなかにあって、Vg +程度のレベルは保っています。スレで目立つのは、概ね両面1カ所ずつ。写真にははっきりと取り込めませんでした。そのため、アップしてはいません。ただ、明らかなスクラッチがSide2に1本あります。拡大写真⑰、さらなる接写拡大が⑱です。針飛びはありませんでしたが、「プッツ」は、きっちりと聴こえました。ほかは「とても聴いていられない」とのコンディションではありません。<再生環境>◦スタイラス/オルトフォンSPUシナジー◦針圧/3.2g◦針圧計/マイクロテック◦アーム/SME 3009-R◦ターンテーブル/ガラード301◦フォノイコ/ベンツマイクロ◦SP/KM1Vモニター